当店の人気メニューといえば「トースト」
定番のメニューから季節限定のメニューまでとても人気です。



トーストは、今から遡ること2017年の4月30日に始まりました。
始まったきっかけが面白いので少し詳しく書いてみますね。
トーストが始まった経緯
ある日、スタッフのメグちゃんが「トーストやりましょう」とバルミューダを持ってきたのです。
しかも新品。
どちらが店主なのか分からないと思った記憶があります。
それと同時期くらいでした。
ベーカリーハイジの宮下社長が自転車で颯爽とお店にいらしたのです。
「ウチとコラボしませんか?」とお声がけくださり、ハイジさんとコラボすることになったのです。
本当に導かれたかのようなタイミングの良さに2人でピョンピョン跳ねながら企画を考えていたのを覚えています。
せっかくならコーヒーとパンを掛け合わせる商品を作ろうと、コラボ第一弾は「スキャッチャティーナ」という小さいフォカッチャのようなパンにエスプレッソとマスカルポーネチーズと胡桃を添えたプレートを作ったのです。

これもとても人気だったのですが、その翌週に出したトーストが想像を超えて大ヒットすることになります。
それがこちら

このメニューの画像が私個人の方のインスタグラムで少しバズりまして、目に見えてフォロワーさんが増えました。
当時はとても狭いキッチンにバルミューダ1台しかありませんでしたから、毎度かなりお待たせして頭を下げながらお出ししていたのですよね。懐かしい。
裏話ですが、当時はコンロもありませんでしたから、卵もエスプレッソマシンのスチーム使って茹でていたのですよ。

なぜ、玄米食パンを選んだのか
ハイジさんの食パンにはいくつか種類があります。
全ての種類で色々と試作をする中で、コーヒーのお供としてどの生地が良いだろうと選んだのが「玄米食パン」でした。
玄米食パンは、他の食パンよりも生地が少ししっかりしていて、味も少し強いのです。
天然酵母で作られるので、イーストの独特な香りもなく、本当に綺麗に素材の香りに包まれています。
ですから、上に具材を載せてもパンの味も香りも負けずにしっかりと合わさるんです。
トーストのコンセプトは「家ではやらない贅沢」
だから4枚切りにこだわり、パンの生地とトッピングの相性やバランスをいつも気にしています。
一般的な惣菜パンなどは具の魅力の方が前に出ていて生地はどちらかというと脇役的に感じるものが多いのですが、ハイジさんのパンはこの生地が素晴らしく美味しいのです。
パンのための具材、具材のためのパン。どちらのアプローチも同じ方向を向いている感があるのですよ。
なので、具材との相乗効果は毎度必ず意識をするところです。
ハイジさんのパンがなぜ美味しいのか
前日から仕込みをし、一晩かけて低温でゆっくりと熟成させて旨みを作り出し、丁寧に焼き上げられます。
この「生地の熟成」がハイジさんの特徴で美味しさの秘訣だと感じています。
中には3日間かけて熟成して作られているものや、シュトーレンのように焼成してからさらに熟成をかけていらっしゃるものもあります。

だから、今日はお客様が多いからと言って急に追加することができないのです。
天気予報が外れ、急に天気が悪くなって客足が遠のく。なんてことは飲食をやっていれば多々あります。
予測して生地を仕込んでおくということは常にリスクが伴うことなのです。
だから「美味しさ」を最も大事にされているのだなということが伝わるのです。
仕込み時間を短く急な需要に対応できる材料ではなく、変わらずに「作り方」と「材料」をこだわり貫く姿にとても勇気をもらいます。
ハイジさん。
ウチから車で15〜20分くらいの場所ですから、ぜひみなさんも行ってみてくださいね!
行ったらこの2つのパンは必須ですよ!


塩バターロールとクレセント。
どっちが好きって聞かれてもその時の気分で変わるから、どっちもとしか言えない。
他にもサンドウィッチや菓子パンなど様々な種類がありますよ!


