平素からご愛顧くださいまして誠にありがとうございます。
ご案内が遅くなってしまいましたが、この度ブランド名をmagome coffee projectからMAGOME COFFEEに改めさせていただき、リニューアルオープンいたしました。
本当はプロモーションムービーを作って格好よくお知らせしたかったのですが、全く時間が足りず。。
とりあえず約束の日にお店を開けるだけで手一杯で、予定していた作業もまだ少し残っていたりします。
リニューアルオープンをして2週間が経過してしまいましたが、営業の合間を縫って少しずつ新たな装いやロゴの説明などを案内していこうと思いますので、お付き合いくださいましたら嬉しく思います。
実はギリギリまで違う名前だった
新しいお店の名前は、
MAGOME COFFEE(マゴメコーヒー)
となりましたが、これも紆余曲折。
実はロゴの発注を考え始めた夏頃までは全く異なる名前にする予定だったのです。
2018年の夏にイタリアから親友のダニエレ夫婦が日本に遊びに来てくれました。

その際に私のコーヒーのルーツであるイタリアに因んだ名前に変えたいと相談していたのです。
居酒屋で少しほろ酔いになりながら、仕事の中身を熱弁していると、彼の奥さんのロベルタが「きゃーー!私すっごく可愛い名前思いついちゃった!」とテンション高めに紙に1つの名前を書き出して解説してくれたのです。
その名は
kicco cotto(キッコ コット)
Kiccoはコーヒー豆を意味し、cottoは焼いたとか煮たなどの調理をしたという意味。
それは、コーヒー豆と日本各地から取り寄せている果実などを菓子やドリンクに調理して提供するお店。という今の自分たちの仕事を束ねてくれる言葉でした。
あ、イタリア語が詳しい人は「え、chiccoでしょ?」と正しいスペルを思いつくかもしれません。
イタリア語には「K」が無いのですが、外来語には「K」を使います。
つまり、イタリアの若者が欧米の文化を取り入れる際に「K」を使ったりするのですが、新しきを取り入れるという意味を「K」で表してくれていたのです。
「ミラノのおしゃれな若者っぽいんだよ。」と机の上のメモにトトンっと指差して得意げに彼女は言いました。

すっかり私もこの名を気に入ってしまい、以来ずっとこの名前の使い期を悩んできたのです。
そこまで考えておきながら、パリから帰ってきた時には一度フランス語になったりもしたんですけどね。笑
でも、またすぐにkicco cottoにすると考え直していたのです。
なぜ、MAGOME COFFEEになったのか。
ロゴの発注先を検討し始めた2025年の初夏。
お中元やお盆中の帰省のシーズンに入っていく中で、様々なお客様の声が少しずつ私の心を動かしたのです。
「町の名前がお店の名前に入ってるから渡しやすいのよ」
「引っ越した先で地元に好きなカフェがあるって自慢しているんですよ」
「リニューアル、馬込沢から別のところに移転したりしませんよね?」
「マゴメって呼んでるんですけど、名前から無くなっちゃいますか?」
この地で積み重ねた10年の歳月。
少なくとも通ってくださっているお客様の中に愛着を持ってくださっている名前であることに気が付きながら、全く異なる名前にすることに裏切っている気持ちになることもあったんです。
そこで、
プロジェクトを取る。
ことにしたのです。
お気づきかと思いますが、以前から「マゴメコーヒー」と名乗っています。
これは単に語呂が良いから。という理由だけではなかったのです。
実は、馬込沢でお店を続けていくと決めた時(開業して8ヶ月ほど経った頃)に「プロジェクトを取る」ことを試みたことがあったのです。
その際は、旧ロゴも気に入っているし、今ほどはっきりとした方向性を抱いていなかったこともあってprojectに意味をこじ付けて残すことにしました。
いつかは取ろう。と思って、その頃から「マゴメコーヒー」です。と名乗るようになったのです。
まさか10年経過して実現するとは思っておりませんでした。
とうことで、何かと成り行きで出来ているお店なのですが、それこそ私らしいので良しとしてください。
それでは、magome coffee project 改め、MAGOME COFFEEをどうぞよろしくお願いいたします。
店主 福嶋 勘太朗